★アルタイ隕石とは

【アルタイ隕石】中国のウイグル自治区内のアルタイ地区で1898年に発見された鉄隕石で、他の鉄隕石と比べると組成的に金の含有量が高く含まれております。

　　　　　　アルタイ隕石を「神の国から降ってきた霊気を帯びた聖物」として崇拝されてきたため、ストーンサークルと共に鉄器遺物として見つかることも多いとされています。アルタイ鉄隕石は多数の隕石が一時に落下してくる現象の隕石雨から生じた物としても知られております。サイズが大きく、アルタイ隕石特有の神秘的で美しい模様が確認できる一品です。

アルタイ隕石は世界最大級の隕石シャワーと呼ばれています。

1898年に発見された重さ28トンの巨大な鉄隕石、2004年に発見された430キロの鉄隕石、2011年に発見された5トンの鉄隕石です。通常の隕石は広分布で数十キロですが、アルタイ隕石はその５倍以上の425kmに及び落下しました。その珍しさから、国際隕石学会によってアルタイ隕石シャワーと命名されました。「アルタイ」はモンゴル語で「金」を意味し、このことからも「金運の石」とも呼ばれています。鉄隕石で有名なギベオンと同じく、ニッケルを主体とした鉄隕石。鉄隕石でのみ観測されるウィドマンシュテッテン構造（表面に現れている幾何学模様）を非常に美しく観察できる隕石です。「宇宙から贈りもの」という言葉がふさわしい隕石は、宇宙から送られてくる貴重なメッセージを感じることができるとされ、ヒーリングなどに良いと言われています。